【マイクラ1.18】バージョン1.17以前のワールドを読み込んでもマイナスの高さに洞窟や鉱石が生成される話。
2021/11/13
バージョン 1.18で新たにマイナスの高さまでブロックが生成されるようになり、新しい形の洞窟が生成されるようになりますが、バージョン 1.17以前のワールドをバージョン 1.18で読み込むとどうなるのでしょうか。
タイトルで既に結論が出ているような気もしますが、続きは本文をご覧ください。

バージョン 1.18の洞窟と崖アップデートにて、高さ制限が増加したり、マイナス方向に世界が拡張されたり、それにともなって地下の構造も大幅に変わったりするというお話は既にご存じでしょうか。
今までは高さ0の位置にびっしりと岩盤ブロックが敷き詰められており、それより下にはブロックも何もない真っ暗闇が広がっていただけでしたが、バージョン 1.18からはこの高さ、通称「マイナスの高さ」にもブロックや洞窟が生成されるようになります。
そんな話聞いたことないぞという方は、まずはバージョン 1.18のアップデート内容から確認することをお勧めします。

【マイクラ1.18】アップデート内容まとめ【洞窟と崖アップデート パート2】
2021年内にアップデートが予定されているバージョン 1.18 洞窟と崖アップデート パート2のアップデート内容をまとめました。高さ制限の増加やマイナスの高さの追加、新しく生まれ変わった洞窟にダイナミックな山岳バイオームなど、地形や景色が大幅に変わるアップデートとなります。
マイナスの高さにブロックが生成されるということは、岩盤より下の今までは何もなかった場所にブロックが生成されるということになります。
バージョン 1.18で新規ワールドを作成するのであれば最初からマイナスの高さまで考慮されてワールドが生成されるでしょうが、バージョン 1.17以前のワールドをバージョン 1.18で読み込むとどうなるのでしょうか?
結論から言うと、バージョン 1.17以前のワールドであっても、バージョン 1.18で読み込めばマイナスの高さにブロックや洞窟、鉱石などがきちんと生成されます。

実際にバージョン1.18以前のワールドをバージョン 1.18にて読み込んでみましょう。
こちらの画像はバージョン 1.17.1で作成したワールドの地下を写したものになります。
このワールドをバージョン 1.18で読み込んでみると……

こんな感じになりました。
今まで空っぽだった高さ0未満の位置にもブロックが生成され、バージョン 1.18からの新しい洞窟もダイナミックに生成されています。
こう見ると圧巻の景色ですね。
通常のサバイバルモードではなかなか見えない部分ではありますが、こうして全体を見ることで世界が拡張されているということがはっきりと確認できます。

バージョン 1.18で読み込んだ世界のどこがどのように変わったか、詳細に見ていきましょう。
まず、高さ0付近にあった岩盤は全て消滅し、石ブロック、もしくは深層岩ブロックに置き換わっています。
そしてこの置換により、既存の洞窟とマイナスの高さに生成される洞窟とは完全に別で切り離されて生成されてしまいます。
今まで無かったものを無理やり生成している形になるので仕方のないことではあるのですが、既存のチャンクから新しい洞窟を見つけるには自力で掘っていくしかありません。
なお、既存チャンクの高さ0以上にあるブロックについては完全にそのまま引き継がれるので、地下に建築物等を作成しているクラフターも安心してバージョン 1.18に移行できます。
高さ0の位置に敷き詰められていた岩盤は、高さ-64の位置に敷き詰められるようになります。
それより下の高さにはブロックが設置できず、以前までと同じように真っ暗闇が広がる空間となっています。
と、ここまでは地下に関する生成のお話でしたが、バージョン 1.18では地上の生成方法も改善されています。

バージョンアップなどで地形生成に何らかの変更があった場合、既存のワールドを新しいバージョンで読み込むと、既存のチャンクと新しく読み込んだチャンクの間で境界線のようなもの、いわゆる「バージョンの壁」と呼ばれるものができていました。
長年にわたって1つのワールドで遊んでいるクラフターにはもはや恒例の景色となっていた現象ですが、バージョン 1.18以降ではこの現象を見ることが少なくなるかもしれません。

先ほどの画像はバージョン 1.6.4のワールドをバージョン 1.7.10で読み込んだものとなります。
そしてこちらが同じワールドをバージョン 1.18で読み込んだ画像となります。
どこまでが既存のチャンクでどこからが新しく読み込んだチャンクなのか、よーく目を凝らしても判別がつかないくらいに調整されていることが分かります。
バージョン 1.18からは、既存のチャンクと新しいバージョンで読み込んだチャンクとで違和感のないように境界線付近に調整が入るようで、この変更によりバージョンの壁のようなものが生成されないようになるのです。
それでも無理やりバイオーム同士をつぎはぎしているような場所もあったりしますが、最初の画像のようにそびえたつ壁のような違和感のある境界線は生成されにくくなっているようです。
ある意味でバージョンアップの名物となっていたバージョンの壁ですが、今後はその名前も聞かなくなっていくのかと思うと、少し寂しい感じもしますね。
情報元:
https://minecraft.fandom.com/wiki/Java_Edition_1.18