【マイクラ】明日使えるマインクラフト豆知識 その1
2022/02/13
友人や知人にそれとなく披露できるマイクラ知識をいくつか紹介。
披露できる友人や知人がいない方でも、通常のプレイで役立つ場面がきっとあるはずです。
苗木のドロップ率


マインクラフトには(この記事を投稿した時点で)オーク、トウヒ、シラカバ、ジャングル、アカシア、ダークオーク、ツツジの7種類の木が存在します。
これらの木に生えている葉ブロックを壊すと一定の確率でそれぞれの木の「苗木」がドロップしますが、この苗木のドロップ率は実は全て同じというわけではないのです。
オーク、トウヒ、シラカバ、アカシア、ダークオーク、ツツジの木に関しては葉ブロックを壊した際に5%の確率で苗木をドロップしますが、ジャングルの木だけは葉ブロックを壊した際に2.5%の確率でしか苗木がドロップしません。

なぜジャングルの木だけ苗木のドロップ率が低く設定されているのでしょうか。
当時ジャングルの木が始めて実装された頃、その時点のマイクラにはオーク、トウヒ、シラカバの木しか実装されていませんでした。
それらの木と比べてジャングルの木は巨大で葉ブロックも多く生成されたため、バランスをとるために苗木のドロップ率を低く設定した……という説があります。(あくまでそういうウワサがあるというレベルです。)
植林場に植えたジャングルの木がなかなか増えない……という経験をした方もいるかもしれませんが、それは偶然というわけではなくて単純にドロップ率が低かったからなのです。
ネザーやジ・エンドでのベッドの爆発


ネザーやジ・エンドにおいて、プレイヤーがベッドで眠ろうとするとそのベッドが爆発するというのは周知の事実だと思います。
しかし、そのような過酷な環境においても余裕の表情を浮かべてベッドに横たわるモブがいるというのをご存じでしょうか。

そのモブというのは皆さんも大好きな「村人」です。
周囲を溶岩に囲まれた状況においてもこの涼しげな顔です。
ある程度マインクラフトをプレイしているクラフターにとってはもはや常識ともいえる仕様で違和感も覚えなくなっているかもしれませんが、そもそもなぜネザーやジ・エンドでベッドを使用すると爆発するのでしょうか。 冷静になって考えてみるとおかしな話ですよね。
実はこの仕様、当時まだ開発に携わっていたNotch氏が実装したもので、別ディメンション(ネザーやジ・エンド)でのリスポーンの仕組みを実装したくないがためにその大元となるベッドを爆発させるという、馬鹿げているように見えて大真面目に考えた結果の仕様なのです。The decision to make beds explode in the nether as a solution to how to prevent setting the respawn there will forever be one of my favorite so-dumb-its-actually-clever mechanics in gaming.
— Notch (@notch) May 11, 2020

現在は「リスポーンアンカー」という、別ディメンションであってもリスポーン地点を設定できるブロックが存在し、コマンドでもリスポーン地点を設定できるようにもなりましたが、それでもなおベッドは爆発し続けます。
マインクラフトの謎世界観を際立たせる仕様の代表格と言っても過言ではありませんし、この先もずっと残しておいてもらいたいですね。
タイトル画面をよく見ると


皆さんはタイトル画面を注意深く見たことがあるでしょうか。
大抵のクラフターはその画面をマインクラフトをプレイするまでの途中経過としてしか見ていないでしょう。
ワールド選択の画面から始まったとしてもかまわない、という人もいるのではないでしょうか。
しかしこの話を聞いた途端、今まで見向きもしなかったタイトル画面を注視するようになり、場合によっては歓喜の声を上げることになる……かもしれません。

というのも、実はマインクラフトのタイトル画面というのは2種類あるのです。
バージョンによって背景の景色が変わりますが、そのことを言っているわけではありません。
上の画像をよーく見てください。
先ほど貼ったタイトル画面と違う部分があります。
それはゲームタイトルである「Minecraft」というロゴの部分です。

実はこのタイトル画面、通常は「Minecraft」のロゴが表示されるのですが、10000回に1回、「Minceraft」というロゴが表示されるようになっているのです。
よく見てください。「Minecraft」ではなく、「Minceraft」と表示されるのです。
確率にすると0.01%ですが、この抽選はランチャーからマインクラフトを起動するたびに行われるため、狙って出そうと思ってもなかなか出せるものではありません。
毎日欠かさずマインクラフトをプレイしたとして1年間で365回起動する計算になりますが、それを10年継続しても3650回です。
それだけ起動を繰り返してもこの画面が表示される確率は30%ほどです。
しかし確率はあくまで確率です。
今日起動した際に「Minceraft」になっているかもしれませんし、もしかすると昨日のタイトル画面が「Minceraft」だったかもしれません。
気付いていなかっただけで、複数回表示されていた人もいるかもしれません。
あれだけ無関心だったタイトル画面が、今すぐにでも起動して見てみたいと思えるくらいになっているのではないでしょうか。
この遊び心満載な隠し要素、いわゆる「イースター・エッグ」に分類されるものですが、こちらはNotch氏が実装したものとなります。
タイトル画面のロゴが0.01%の確率で変わるという機能を誰にも明かさずにこっそりと実装し、自分だけがその存在を知っているという状況を楽しんでいたようです。
しかし、2012年のGDC(ゲーム開発者カンファレンス)にて行われたインタビューの中で、「マインクラフトにはまだ誰も知らない秘密が隠されている」ということをポロっと言ってしまいました。
開発者に「誰も知らない秘密が隠されている」と言われて興奮しないユーザーはいません。
誰もが血眼になってその「秘密」を探し出そうと動き始めました。
しかしこの状況をよく思わなかったNotch氏はそのインタビュー内容が公開された数日後、ついに自らの手でタイトル画面のイースター・エッグの存在を明かします。
かくしてこの隠し要素は隠しではなく知る人ぞ知る要素となったわけですが、それからも削除されることはなく、現在に至るまでマインクラフトに存在し続けているのです。
情報元:
https://minecraft.fandom.com/wiki/Sapling#Leaves
https://minecraft.fandom.com/wiki/Bed#Trivia
https://minecraft.fandom.com/wiki/Main_menu#Minceraft
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