【マイクラ1.20】ドロップアイテムや釣りの結果がシード値で固定される話。
2023/05/13
バージョン 1.20から、モブのドロップアイテムや釣りの結果がワールドのシード値によって固定されるようになります。
同じシード値でワールドを作成すれば、ゾンビを何体倒した時にレアドロップするか、釣りを何回した時にオウムガイの殻が釣れるかなどが予め分かるのです。

先日リリースされたバージョン 1.20のプレリリース1にて、戦利品テーブルのランダムシーケンスがシード値によって固定されるようになりました。
簡単に言うと、シード値が同じワールドであればモブのドロップアイテムや釣りの結果が全く同じになるということです。
ワールドのシード値さえ同じであれば、場所や時間に関係なく結果が同じになります。
シード値が同じワールドの片方で5体目に倒したゾンビが をドロップした場合、もう片方のワールドで5体目に倒したゾンビも同様に鉄インゴットをドロップするし、片方のワールドで12体目と13体目のウィザースケルトンが連続して をドロップした場合、もう片方のワールドでも12体目と13体目のウィザースケルトンが連続でウィザースケルトンの頭蓋骨をドロップするのです。
……本当に?

試しにランダムシードでワールドを作成し、ゾンビを10体倒してみましょう。
先ほどのワールドと同じシード値で別ワールドを作成し、もう一度ゾンビを10体倒してみると、ご覧の通りドロップアイテムが完全に一致しました。
順番も個数も全く同じですが、楽しようとして結果をコピーしたわけではありません。
にわかに信じがたい話ですが、ドロップアイテムがシード値で固定されたというのは本当のようです。

釣りも同様に試してみましょう。
同じシード値で2つのワールドを作成し、それぞれで10回ずつ釣りをしてみましたが、ドロップアイテムと同じで結果は完全に一致しました。

衝撃的な話のように思えますが、一般的な遊び方、ワールドをランダムなシード値で作成してサバイバルモードで遊ぶというプレイスタイルの方にはあまり影響は無いかもしれません。
同じシード値でワールドを作り直す機会はそうそうないと思われるからです。
しかし、シード値固定でエンディングを目指すRTAなどにはかなりの影響を与えることでしょう。
もしかすると、この仕様変更で新たなルートが開拓されることになるかもしれません。

モブからドロップするアイテムが固定されるということは、(当たり前ですが)レアドロップも固定されるということです。
こちらの方(ツイッターに飛びます)が紹介しているシード値でワールドを作成すると、ウィザースケルトンが6体連続でウィザースケルトンの頭をドロップします。
今後は珍しい地形、ダイナミックな地形が生成されるシード値に加えて、各モブ1体目が確定でレアドロップするシード値なども「神シード」として紹介されるかもしれないですね。

情報元:
https://www.minecraft.net/ja-jp/article/minecraft-1-20-pre-release-1