【マイクラ1.18】鉄が見つからないと嘆くクラフターの皆さんへ、探すのは洞窟ではなく高い山です。
2021/12/05
鉄が見つからない……。鉄が少なくなった……。
バージョン 1.18にアップデートされてそんな声をよく見るようになりました。
そのお悩み、探す場所を変えるだけで解決するかもしれません。
バージョン 1.18から鉱石分布が変わり、全ての鉱石の生成量や生成される高さが変わりました。
その中でも特に鉄鉱石とダイヤモンド鉱石の分布は全くの別物に変わっており、アップデート直後はその変化の大きさに困惑しているクラフターをSNS等でたくさん見かけました。
そんな鉄不足に悩んでいる皆さんのために、バージョン 1.18からの新しい鉱石分布でどこを探せば鉄鉱石がたくさん見つけられるかを紹介します。
とその前に、まずは「鉄鉱石が少なくなったなあ」と感じるようになった理由の方から説明していきます。
おそらくですが、そう感じられたクラフターの皆さんは洞窟に入ってすぐのところ、具体的には高さ40より上の部分だけを探しているのではないでしょうか。
こちらが新しい鉱石分布とバージョン 1.17までの鉱石分布の比較画像です。
縦軸はマイクラ世界の高さで、横軸は各鉱石が生成される量をあらわしています。
見づらい方はこちらから原寸大の画像を確認できます。
バージョン 1.17までだと高さ63以下であれば一定の量の鉄鉱石が生成されていたので、その辺に生成された洞窟であっても入ってすぐのところにそこそこの量の鉄を見つけることができましたが、バージョン 1.18からの新しい鉱石分布だと高さ40の時点でようやく鉄鉱石の生成量が増え始めたくらいなので、今までのように洞窟に入ってすぐのところで鉄を見つけようと思ってもほとんど見つかりません。
バージョン 1.18をまだプレイしていないクラフターにはなかなか実感の湧かない話だと思うので、私の方で実際にどのくらい生成量が変わったかを調べてみました。
まずはバージョン 1.17.1からです。
64×64ブロックの16チャンクを対象に、高さ48以上の場所で鉄鉱石以外のブロックを取り除きました。
これに関してはイメージ通りの量というか、掘っている感じで大体このくらいかなあというのが分かりますよね。
この画像の範囲に生成されていた鉄鉱石の数は461個でした。
「え、そんなに。」と思った方もいるのではないでしょうか?私もでしたが。
大雑把に全体を見るのと実際に数えてみるのとではなかなかイメージ通りとはいかないですね。
同様の条件でほかの場所でも調べてみると、それぞれ418個、430個、350個、379個の鉄鉱石が生成されており、最初の分と合わせて平均すると約407個になりました。
これだけ生成されているのですから、その辺の洞窟の浅いところでよく見かけるのも納得ですね。
続いてはバージョン 1.18です。
先ほどと同じように、64×64ブロックの4チャンクを対象に、高さ48以上の場所で鉄鉱石以外のブロックを取り除いた画像がこちらです。
この画像の範囲に生成されていた鉄鉱石の数は48個でした。
fillコマンドの指定に失敗したとか、つまみ食いしたとかではありません。
これが新しい鉱石分布での生成量なのです。
同様の条件でほかの場所でも調べてみると、それぞれ57個、48個、81個、70個の鉄鉱石が生成されており、最初の分と合わせて平均すると約61個になりました。
このスカスカ具合だとなかなか見つからないのも納得ですね。
洞窟に入ってすぐの浅いところだと全く生成されないということは分かりました。
それでは生成量が最も多くなる高さ16付近まで行くとどうでしょうか。
まずはバージョン 1.17.1からです。
64×64ブロックの4チャンクを対象に、高さ10~21の範囲で生成されている鉄鉱石の量を調べてみました。
先ほどと同様に5箇所でカウントしたところ、それぞれ303個、389個、284個、349個、363個の鉄鉱石が生成されており、平均すると約338個になりました。
続いてはバージョン 1.18です。
こちらも同様の条件で5箇所カウントしたところ、それぞれ258個、326個、361個、347個、314個の鉄鉱石が生成されており、平均すると約321個になりました。
生成量が最も多くなる高さ16付近だと、さすがにバージョン 1.17までの生成量と同じくらいになりましたね。
しかし、防具も何もそろっていない序盤に洞窟の深いところまで潜っていくというのはなかなかリスキーです。
特にバージョン 1.18からは洞窟のサイズが大きくなっており、バージョン 1.17までと比べて広い場所で複数の敵対モブに遭遇する確率もグンと上がっています。
敵対モブとの戦闘を有利に進めるために鉄が必要なのに、敵対モブがたくさんいる場所に行かないと満足な量も見つけられない……。
「ゲームバランスのことをきちんと考えているのか、モージャン!!」と怒り狂う前に、この記事のタイトルをもう一度見直してみましょう。
探すのは洞窟ではなく高い山なのです。
先ほどの鉱石分布の画像をもう一度見直してみましょう。
高さ80の位置から上方向にビヨーンと伸びている灰色の分布がありますが、これがバージョン 1.18から追加された鉄鉱石の新しい分布となります。
地下に生成される鉄鉱石の分布と比較しても太く、よりたくさんの鉄鉱石が生成されることが分かります。
高い場所に行けば行くほど鉄鉱石も多く生成されるのです。
バージョン 1.18からは高さ制限が増加し、今までよりも高い山が今まで以上に生成されるようになっています。
高さ200を超える山もそう珍しくありません。
洞窟と違って地上には常に日光が当たっていますから、(夜でなければ)敵対モブと遭遇する心配もありません。
もう一度言いますが、鉄鉱石を探すのは洞窟ではなく高い山なのです。
もうそろそろ「高い山が良いってのは分かったけど、じゃあ実際どのくらい生成されてるもんなのよ」と思われている頃だと思います。
その辺もしっかりと調べてきておりますのでご安心ください。
今回はこちらの画像の山を対象に、内部にどれだけ鉄鉱石が生成されているかカウントしてみました。
このワールドのシード値は「7024009236174561261」です。
作成したバージョンはもちろん 1.18です。
鉄鉱石が生成されるようになる高さは80からですが、この山はふもとの部分で既に高さ90ほどだったので、どの部分を掘ったとしても鉄鉱石が入手できる地形となっています。
とはいえ下から上まで全て掘るというのもなかなか大変な作業となるので、今回は山の中腹となる高さ150あたりから、頂上となる高さ260までを掘ってみることにします。
掘った範囲は100×100ブロックですが、山の頂上に近付くにつれて生成されるブロックの数もどんどん少なくなっているので、記事の冒頭で調べていた地下の採掘量とは単純に比較できなくなっています。
それはそれ、これはこれとして別物として見て頂ければと思います。
こちらが鉄鉱石以外を掘った状態となります。
自分でもびっくりするくらいの鉄鉱石がこの山には埋まっていました。
気になる鉄鉱石の個数ですが、カウントしてみたところ、なんと2721個もありました。
先ほども言いましたが、100×100の範囲を掘っただけでこの量です。
この大きな山の中のこの一部分だけに、巨大な鉱脈と同じかそれ以上の鉄鉱石が眠っていたわけです。
一瞬、「もう地下に潜らなくて良いのでは?」とも思いましたが、山を掘っても出てくるのは鉄か石炭かエメラルドくらいで、ほかの鉱石が全く入手できないことに気付き冷静になりました。
そもそもの話が、序盤のまだ防具等もそろっていない状態で鉄鉱石を安全に集めるにはどうすればよいかという話だったので、そういう意味では「まず山を探すべき」だということに変わりはないのかなと思います。
ただ、今まであえて触れてきませんでしたが、この話はスポーン地点付近に山(あるいは背の高い地形)が生成されている前提のものであり、わざわざ数千ブロック遠くまで移動して探すくらいかと問われると何とも言えません。
場合によってはそういうやり方もあるよという程度で、鉄を掘りに行くのは山でも地下でもどこでも良いのです。
しかし、知らなかったがために選択肢を広げられなかったという状況はあまりよろしくないと思いましたので、今回このような記事を書きました。
この記事を見て鉄不足に悩むクラフターが1人でも減ってくれればと思います。
情報元:
https://minecraft.fandom.com/wiki/Iron_Ore

その中でも特に鉄鉱石とダイヤモンド鉱石の分布は全くの別物に変わっており、アップデート直後はその変化の大きさに困惑しているクラフターをSNS等でたくさん見かけました。
そんな鉄不足に悩んでいる皆さんのために、バージョン 1.18からの新しい鉱石分布でどこを探せば鉄鉱石がたくさん見つけられるかを紹介します。
とその前に、まずは「鉄鉱石が少なくなったなあ」と感じるようになった理由の方から説明していきます。
おそらくですが、そう感じられたクラフターの皆さんは洞窟に入ってすぐのところ、具体的には高さ40より上の部分だけを探しているのではないでしょうか。
こちらが新しい鉱石分布とバージョン 1.17までの鉱石分布の比較画像です。
縦軸はマイクラ世界の高さで、横軸は各鉱石が生成される量をあらわしています。
見づらい方はこちらから原寸大の画像を確認できます。
バージョン 1.17までだと高さ63以下であれば一定の量の鉄鉱石が生成されていたので、その辺に生成された洞窟であっても入ってすぐのところにそこそこの量の鉄を見つけることができましたが、バージョン 1.18からの新しい鉱石分布だと高さ40の時点でようやく鉄鉱石の生成量が増え始めたくらいなので、今までのように洞窟に入ってすぐのところで鉄を見つけようと思ってもほとんど見つかりません。
バージョン 1.18をまだプレイしていないクラフターにはなかなか実感の湧かない話だと思うので、私の方で実際にどのくらい生成量が変わったかを調べてみました。

まずはバージョン 1.17.1からです。
64×64ブロックの16チャンクを対象に、高さ48以上の場所で鉄鉱石以外のブロックを取り除きました。
これに関してはイメージ通りの量というか、掘っている感じで大体このくらいかなあというのが分かりますよね。
この画像の範囲に生成されていた鉄鉱石の数は461個でした。
「え、そんなに。」と思った方もいるのではないでしょうか?私もでしたが。
大雑把に全体を見るのと実際に数えてみるのとではなかなかイメージ通りとはいかないですね。
同様の条件でほかの場所でも調べてみると、それぞれ418個、430個、350個、379個の鉄鉱石が生成されており、最初の分と合わせて平均すると約407個になりました。
これだけ生成されているのですから、その辺の洞窟の浅いところでよく見かけるのも納得ですね。

続いてはバージョン 1.18です。
先ほどと同じように、64×64ブロックの4チャンクを対象に、高さ48以上の場所で鉄鉱石以外のブロックを取り除いた画像がこちらです。
この画像の範囲に生成されていた鉄鉱石の数は48個でした。
fillコマンドの指定に失敗したとか、つまみ食いしたとかではありません。
これが新しい鉱石分布での生成量なのです。
同様の条件でほかの場所でも調べてみると、それぞれ57個、48個、81個、70個の鉄鉱石が生成されており、最初の分と合わせて平均すると約61個になりました。
このスカスカ具合だとなかなか見つからないのも納得ですね。
洞窟に入ってすぐの浅いところだと全く生成されないということは分かりました。
それでは生成量が最も多くなる高さ16付近まで行くとどうでしょうか。
まずはバージョン 1.17.1からです。
64×64ブロックの4チャンクを対象に、高さ10~21の範囲で生成されている鉄鉱石の量を調べてみました。
先ほどと同様に5箇所でカウントしたところ、それぞれ303個、389個、284個、349個、363個の鉄鉱石が生成されており、平均すると約338個になりました。
続いてはバージョン 1.18です。
こちらも同様の条件で5箇所カウントしたところ、それぞれ258個、326個、361個、347個、314個の鉄鉱石が生成されており、平均すると約321個になりました。
生成量が最も多くなる高さ16付近だと、さすがにバージョン 1.17までの生成量と同じくらいになりましたね。
しかし、防具も何もそろっていない序盤に洞窟の深いところまで潜っていくというのはなかなかリスキーです。
特にバージョン 1.18からは洞窟のサイズが大きくなっており、バージョン 1.17までと比べて広い場所で複数の敵対モブに遭遇する確率もグンと上がっています。
敵対モブとの戦闘を有利に進めるために鉄が必要なのに、敵対モブがたくさんいる場所に行かないと満足な量も見つけられない……。
「ゲームバランスのことをきちんと考えているのか、モージャン!!」と怒り狂う前に、この記事のタイトルをもう一度見直してみましょう。
探すのは洞窟ではなく高い山なのです。

先ほどの鉱石分布の画像をもう一度見直してみましょう。
高さ80の位置から上方向にビヨーンと伸びている灰色の分布がありますが、これがバージョン 1.18から追加された鉄鉱石の新しい分布となります。
地下に生成される鉄鉱石の分布と比較しても太く、よりたくさんの鉄鉱石が生成されることが分かります。
高い場所に行けば行くほど鉄鉱石も多く生成されるのです。
バージョン 1.18からは高さ制限が増加し、今までよりも高い山が今まで以上に生成されるようになっています。
高さ200を超える山もそう珍しくありません。
洞窟と違って地上には常に日光が当たっていますから、(夜でなければ)敵対モブと遭遇する心配もありません。
もう一度言いますが、鉄鉱石を探すのは洞窟ではなく高い山なのです。
もうそろそろ「高い山が良いってのは分かったけど、じゃあ実際どのくらい生成されてるもんなのよ」と思われている頃だと思います。
その辺もしっかりと調べてきておりますのでご安心ください。

今回はこちらの画像の山を対象に、内部にどれだけ鉄鉱石が生成されているかカウントしてみました。
このワールドのシード値は「7024009236174561261」です。
作成したバージョンはもちろん 1.18です。
鉄鉱石が生成されるようになる高さは80からですが、この山はふもとの部分で既に高さ90ほどだったので、どの部分を掘ったとしても鉄鉱石が入手できる地形となっています。
とはいえ下から上まで全て掘るというのもなかなか大変な作業となるので、今回は山の中腹となる高さ150あたりから、頂上となる高さ260までを掘ってみることにします。
掘った範囲は100×100ブロックですが、山の頂上に近付くにつれて生成されるブロックの数もどんどん少なくなっているので、記事の冒頭で調べていた地下の採掘量とは単純に比較できなくなっています。
それはそれ、これはこれとして別物として見て頂ければと思います。

こちらが鉄鉱石以外を掘った状態となります。
自分でもびっくりするくらいの鉄鉱石がこの山には埋まっていました。
気になる鉄鉱石の個数ですが、カウントしてみたところ、なんと2721個もありました。
先ほども言いましたが、100×100の範囲を掘っただけでこの量です。
この大きな山の中のこの一部分だけに、巨大な鉱脈と同じかそれ以上の鉄鉱石が眠っていたわけです。

一瞬、「もう地下に潜らなくて良いのでは?」とも思いましたが、山を掘っても出てくるのは鉄か石炭かエメラルドくらいで、ほかの鉱石が全く入手できないことに気付き冷静になりました。
そもそもの話が、序盤のまだ防具等もそろっていない状態で鉄鉱石を安全に集めるにはどうすればよいかという話だったので、そういう意味では「まず山を探すべき」だということに変わりはないのかなと思います。

ただ、今まであえて触れてきませんでしたが、この話はスポーン地点付近に山(あるいは背の高い地形)が生成されている前提のものであり、わざわざ数千ブロック遠くまで移動して探すくらいかと問われると何とも言えません。
場合によってはそういうやり方もあるよという程度で、鉄を掘りに行くのは山でも地下でもどこでも良いのです。
しかし、知らなかったがために選択肢を広げられなかったという状況はあまりよろしくないと思いましたので、今回このような記事を書きました。
この記事を見て鉄不足に悩むクラフターが1人でも減ってくれればと思います。
情報元:
https://minecraft.fandom.com/wiki/Iron_Ore
嘘つくのやめてw