【マイクラ】RTA動画のテクニックに衝撃を受けたので紹介。描画距離を縮めてエンダーパールのワープを先送り、三角測量を用いて要塞の座標を特定など。
2023/08/19
マインクラフトのRTA動画は数年前に見たきりだったので全てが新鮮でした。
通常のサバイバルモードでは中々お目にかかれないテクニックや操作に衝撃を受けたので紹介します。
先日、丁度お盆の時期にRTA in Japan Summer 2023というイベントが開催されていました。
名前にもある通り、様々なプレイヤーが様々なゲームのRTA(リアルタイムアタック)を生配信で行うというイベントです。
イベントの詳細については公式ページやwikiの方をご覧ください。
今回なぜこのイベントを取り上げたかというと、イベントの中でマインクラフトのRTAが行われたのですが、そのプレイがあまりにも凄すぎて衝撃を受けたからです。
普段サバイバルモードでプレイする際には使わないようなテクニックや仕様がこれでもかと使われていたので、そのうちのいくつかを紹介していこうと思います。
プレイヤー:
oyamelon氏 (https://twitter.com/oyamelon)
解説者:
オロさん氏 (https://twitter.com/Olo3_mc)
バージョン:1.16.1
ランダムシード・バグ利用無し
開始直後、デバッグ画面(F3キー+SHIFTキー)を開いたり閉じたりして、右下の円グラフの情報を確認しています。
この円グラフはキー操作により様々な情報を表示してくれるのですが、開始後のキー操作により「描画距離内に存在するブロックエンティティ」の情報を表示していました。
動画の画面だと見づらいので、実際のゲーム画面からスクショしてきました。
この画像で言うと や 、 が描画距離内に存在していることが分かります。
便利ですね(このRTAを見るまで知りませんでした)。
円グラフの情報を利用して、地中に埋まっている「埋もれた宝」のチェストを発見しました。
この間わずか20秒です。
私だとまだ木を殴っている所ですね。
その後、チェストの中に入っていた で を爆破して入手し、 を作成して海の中に生成された渓谷に向かいます。
海底渓谷の底に生成されている の付近には溶岩が生成されているとのこと(知らなかったです……)。
この溶岩を利用してネザーポータルを作成し、開始2分でネザーに到達します。
カップラーメンを作るよりも早くネザーにたどり着いてしまいました。
私だとまだ木を殴っている所ですね。
ネザーの地形は高低差があるため、高い場所から低い場所に飛び降りる際にはボートを利用します。
ボートに乗った状態で着地すると落下ダメージを無効化できますが、さらに空中で乗り降りを繰り返すことで少しでも前に進むように操作していました。
この積み重ねが1秒、2秒の短縮に繋がるんですね。
その後、ピグリンとの物々交換で を入手。
開けた場所でエンダーパールを投げた後、ビデオ設定から描画距離を最小(2チャンク)に変更しました。
これは何をしているのかというと、エンダーパールの着地点を読み込まないようにすることでワープを先送りにするというテクニックなのです。
説明されると確かにそうなることは分かるのですが、初見時には「そういう使い方があるのか~」と思わず感心してしまいました。
地上に戻ってきていよいよ要塞探しを開始します。
を投げたかと思ったらすぐさま設定画面から視野を最小にして、エンダーアイと画面中央のカーソル(クロスヘア)を合わせ始めました。
この時のプレイヤーの座標とエンダーアイが飛んで行った方向をツールに入力(コピペ)します。
その後、少し移動した先でも同様のセットアップを行い、再びプレイヤーの座標とエンダーアイの方向をツールに入力します。
これは何をしているのかというと、入力した2点の座標・エンダーアイの角度から、三角測量の考え方を用いることで要塞の座標を特定していたのです。
三角測量と聞くと何やら難しい考え方のように思えますが、簡単に言えば任意の2地点から目的地方向まで伸びる線の交わる場所を探す考え方です。
詳細なセットアップ方法についてはwikiにまとめられていますので、そちらをご覧ください。
その後再びネザーに戻り、ネザーと地上との移動量の違いを利用して要塞直通のネザーポータルを作成し、移動時間を大幅に短縮することに成功します。
あとは流れ作業で、いつものように を必要数クラフトしてエンドゲートに飛び込みます。
ベッド爆弾と剣で何度か攻撃してエンダードラゴンを討伐。
見事28分45秒でエンディング画面に到達しました。
このタイムでも速いと思うのですが、実はプレイしている途中に2度ほどアクシデント(1クラッシュ1デス)があっての28分45秒なので、アクシデントなく最後まで感想できていたらどれだけ速かったかと考えると恐ろしくなります(?)。
プレイヤーであるoyamelon氏が日本記録保持者ということもあり、その一挙手一投足が驚きの連続でした。
マインクラフトというある意味何でもありなゲームの中で、この状況ではこうした方が速い、効率が良いというのが瞬時に出てくるのは凄いですよね。
結果的に30分近い走りになったのですが、疾走感のある操作も相まって30分という時間を感じさせない動画になっています。
ネザーで を起動してわざと死亡 → その場にリスポーンしてHPの全回復なども、動画を見ると「確かにそういう使い方もできるな~」と思うのですが、普段サバイバルプレイばかりしているとあまりそういう発想に至れないですよね。
学ぶことの多かった動画でもあります。
それにしても、マインクラフト界のRTAも年々進化しているんですね。
私が昔見た動画では、エンダーパールはエンダーマンを狩って何とか必要数集めていた記憶があります。
RTA動画自体は良く見るのですが、マインクラフトのそれはあまり見ていなかったので、これを機に最新のマイクラRTA動画をいくつか見て情報をアップデートしようと思いました。
名前にもある通り、様々なプレイヤーが様々なゲームのRTA(リアルタイムアタック)を生配信で行うというイベントです。
イベントの詳細については公式ページやwikiの方をご覧ください。
今回なぜこのイベントを取り上げたかというと、イベントの中でマインクラフトのRTAが行われたのですが、そのプレイがあまりにも凄すぎて衝撃を受けたからです。
普段サバイバルモードでプレイする際には使わないようなテクニックや仕様がこれでもかと使われていたので、そのうちのいくつかを紹介していこうと思います。
プレイヤー:
oyamelon氏 (https://twitter.com/oyamelon)
解説者:
オロさん氏 (https://twitter.com/Olo3_mc)
バージョン:1.16.1
ランダムシード・バグ利用無し

開始直後、デバッグ画面(F3キー+SHIFTキー)を開いたり閉じたりして、右下の円グラフの情報を確認しています。
この円グラフはキー操作により様々な情報を表示してくれるのですが、開始後のキー操作により「描画距離内に存在するブロックエンティティ」の情報を表示していました。

動画の画面だと見づらいので、実際のゲーム画面からスクショしてきました。
この画像で言うと や 、 が描画距離内に存在していることが分かります。
便利ですね(このRTAを見るまで知りませんでした)。

円グラフの情報を利用して、地中に埋まっている「埋もれた宝」のチェストを発見しました。
この間わずか20秒です。
私だとまだ木を殴っている所ですね。

その後、チェストの中に入っていた で を爆破して入手し、 を作成して海の中に生成された渓谷に向かいます。
海底渓谷の底に生成されている の付近には溶岩が生成されているとのこと(知らなかったです……)。

この溶岩を利用してネザーポータルを作成し、開始2分でネザーに到達します。
カップラーメンを作るよりも早くネザーにたどり着いてしまいました。
私だとまだ木を殴っている所ですね。

ネザーの地形は高低差があるため、高い場所から低い場所に飛び降りる際にはボートを利用します。
ボートに乗った状態で着地すると落下ダメージを無効化できますが、さらに空中で乗り降りを繰り返すことで少しでも前に進むように操作していました。
この積み重ねが1秒、2秒の短縮に繋がるんですね。


その後、ピグリンとの物々交換で を入手。
開けた場所でエンダーパールを投げた後、ビデオ設定から描画距離を最小(2チャンク)に変更しました。
これは何をしているのかというと、エンダーパールの着地点を読み込まないようにすることでワープを先送りにするというテクニックなのです。
説明されると確かにそうなることは分かるのですが、初見時には「そういう使い方があるのか~」と思わず感心してしまいました。

地上に戻ってきていよいよ要塞探しを開始します。
を投げたかと思ったらすぐさま設定画面から視野を最小にして、エンダーアイと画面中央のカーソル(クロスヘア)を合わせ始めました。
この時のプレイヤーの座標とエンダーアイが飛んで行った方向をツールに入力(コピペ)します。
その後、少し移動した先でも同様のセットアップを行い、再びプレイヤーの座標とエンダーアイの方向をツールに入力します。
これは何をしているのかというと、入力した2点の座標・エンダーアイの角度から、三角測量の考え方を用いることで要塞の座標を特定していたのです。
三角測量と聞くと何やら難しい考え方のように思えますが、簡単に言えば任意の2地点から目的地方向まで伸びる線の交わる場所を探す考え方です。
詳細なセットアップ方法についてはwikiにまとめられていますので、そちらをご覧ください。

その後再びネザーに戻り、ネザーと地上との移動量の違いを利用して要塞直通のネザーポータルを作成し、移動時間を大幅に短縮することに成功します。
あとは流れ作業で、いつものように を必要数クラフトしてエンドゲートに飛び込みます。

ベッド爆弾と剣で何度か攻撃してエンダードラゴンを討伐。
見事28分45秒でエンディング画面に到達しました。
このタイムでも速いと思うのですが、実はプレイしている途中に2度ほどアクシデント(1クラッシュ1デス)があっての28分45秒なので、アクシデントなく最後まで感想できていたらどれだけ速かったかと考えると恐ろしくなります(?)。

プレイヤーであるoyamelon氏が日本記録保持者ということもあり、その一挙手一投足が驚きの連続でした。
マインクラフトというある意味何でもありなゲームの中で、この状況ではこうした方が速い、効率が良いというのが瞬時に出てくるのは凄いですよね。
結果的に30分近い走りになったのですが、疾走感のある操作も相まって30分という時間を感じさせない動画になっています。
ネザーで を起動してわざと死亡 → その場にリスポーンしてHPの全回復なども、動画を見ると「確かにそういう使い方もできるな~」と思うのですが、普段サバイバルプレイばかりしているとあまりそういう発想に至れないですよね。
学ぶことの多かった動画でもあります。
それにしても、マインクラフト界のRTAも年々進化しているんですね。
私が昔見た動画では、エンダーパールはエンダーマンを狩って何とか必要数集めていた記憶があります。
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