【マイクラ】「階段ブロック」を使うのは時代遅れ? 新時代の「階段」が爆誕。これは誰がどう見ても階段。
2022/02/12
ブロックの当たり判定をうまく利用した新時代の階段。
こう見えてもしっかりと「階段」です。

マインクラフトにおいて、「階段」と言われてまず皆さんが思い浮かべるのは「階段ブロック」でしょう。
1ブロックの高さをジャンプせずに乗り越えられるブロックで便利なことは言わずもがなですが、その特徴的な形から建築や装飾にもよく用いられている使い所の多いブロックです。
高さを1ブロック上げつつ連続して設置することで、歩き移動だけで高所に行くこともできます。
しかし、上がり幅は階段1ブロックにつき高さ1ブロックなので、高い場所に行こうとすればするほどスペースを取りますし、1ブロック高い場所に行くために横方向にも1ブロックの移動が必要なので、常に真っ直ぐに置くというのも難しくなってきます。
スペースも取らずに、できる限り高い場所に移動できる階段……もとい方法なんてあるのでしょうか。
r/Minecraft - The steepest walkable staircase possible in 1.16
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こちらが省スペースかつできる限り高所に移動できる階段です。
もはやこれが「階段」と言えるのかは分かりませんが、このブロック群の中央に向かって歩くだけでスイスイと登っていけます。

嘘みたいな話ですが、実際に試してみると思わずフフッと笑ってしまうくらいにはスイスイ登ります。
ちなみにですが、設置されているケーキは4回食べた状態のものです。

この階段(?)をスイスイ登れる理由についてですが、各ブロックごとの「当たり判定」をうまく利用しています。
このブロック群に向かって歩いたプレイヤーはまず一番手前に出っ張っている「半ブロック」に当たり、0.5ブロック高い場所に移動します。
それから少し引っ込んでいる「チェスト」に当たって、0.875ブロック高い場所に移動します。
そこからさらに少しだけ引っ込んでいる「ベル」に当たって、1.375ブロック高い場所に移動します。
「ベル」の当たり判定は見た目通りに作られていて、少し広がっている下部分から上部分に(ジャンプせずに)移動できます。
これで1.8125ブロック高い場所に移動しました。

後はそのまま見た通り、「ケーキ」と「開いたトラップドア」を伝うことで、1度もジャンプせずに登りきることができました。
横移動した時にどのような順番でブロックに当たるか、次に当たるブロックの高さは今の高さより0.5ブロック以下か、綿密に計算して作られた階段というわけですね。
もちろんですが、このブロック群を繰り返し配置することでより高い場所に移動することもできます。
階段なのか何なのか分からないモニュメントと、ものすごい勢いでそれを駆け上っていくスティーブを見ると、思わず笑みがこぼれてきます。
話はまだ続いて、この階段の投稿から約8時間後、ほかのユーザーによって1ブロック高い場所まで登れる新たな階段が開発されました。

こちらが改良版の階段です。
先ほどの階段は3ブロック分の高さを乗り越えられましたが、こちらは同じ床面積で4ブロック分の高さを乗り越えられます。
ちなみにですが、設置されているケーキは下から1回、2回、4回食べた状態のものとなります。

1ブロック分高い場所まで登れるようになりましたが、その分こちらの階段は登れる場所が限られていてシビアです。
先ほどの階段もそうなのですが、各ブロックの当たり判定を利用して登っていくので、それぞれのブロックにうまい具合に(プレイヤーが)当たっていく必要があるのです。
登りやすい3ブロックか、少し登りにくい4ブロックか、実際に試してみてから選ぶのが良いでしょう。

4ブロック分の階段も同様に、繰り返し配置していくことでより高い場所に移動できます。
半分近いブロックをケーキで構成された階段を登っていく光景はなかなかシュールですね。
それにしてもケーキの汎用性の高さには目を見張るものがありますね。
少しずつ欠けていくブロックというのがマインクラフトにおいてはたまたま「ケーキ」だったわけですが、モージャンもこのような使われ方をするとは予想できなかったのではないでしょうか。